2012年3月16日金曜日

おじさんキックボーリング

と言うわけで、gdgd妖精s公式生のキネクトコーナーのお手伝いに行ってきた。

ダンスやジェスチャーは、とりあえず表示するだけなので特に問題なし。
問題はおじさんボーリング。
悪戦苦闘した裏話など書いてみようと思うのだ。

この企画を聞いたのが1週間ほど前。
重要だったのが「MMDを知らない三森さんでも簡単に遊べる」事だった。
そこで、定位置でちょっと動くだけで派手に見えるキックボーリングを作る事にした。
ネタ的には本家の「おじさん飛び」につながる事もあって、まあいいんじゃないかと・・・・^^;

ステージはストリークPのドームをお借りした。
フェンスの向こうに行って消えないようにフェンス部分には剛体を設置。
おじさん、板、転がりおじさん大小は物理演算。
それ以外はダミーボーン追従の剛体。
転がりおじさんは定位置に配置するため、見えない箱の中に入れて移動させた。
移動中転がる感じを出すため、箱の床は地面より低い位置に。
大きいおじさんは、登場した時のインパクトを出すためスタジアムの中に隠しておく。
箱に天井を付けたのは、弾道がなるべく真っ直ぐになり当たりやすくするため。
ここの調整はかなり時間がかかったw

大きいおじさんも同様。
ただ、球体が大きいので移動用箱には傾斜をつけた。
定位置に来たら、別ボーンに関連付けた前面のガードを下に移動させた。

大きなおじさんは球体が大きく、中心点が上の方なので足でのキックは難しい。
なので、手(ステッキ)で弾き飛ばす感じにしてみた。
ステッキの先には反発力の高い(3)剛体を設置。
大きいおじさんの剛体は二重構造になっていて、外側の剛体は反発力0、内側は2。
剛体のグループを調整して、ステッキの剛体はおじさんの内側にしか反応しないようにしている。

あとはキネクトで動かす桃音ピクを選び、モデル編集時カメラ追従をチェックし再生するだけ。
カメラワークはこんな感じ。
全体を見渡す
ピクのアップ
転がりおじさん移動
カウントダウン
倒れた結果を見せる
これの繰り返し。

カメラが動くので、タイミングを合わせてもらうようにカウントダウンもアクセで作った。
これは結構いいアイデアだったかもしれない^^

まあなんにせよ、一発勝負の生放送。
いいシーンが撮れるまでやり直しって方法が取れないので、なかなか緊張した。
リハ無しの初めて見ていきなりプレイだったんで、多少のトラブルはしょうがないよね^^;

反省点・・・・
放送用にフル画面表示をお願いされたんで、0フレーム~300フレームぐらいは
切り替え用のインターバルにしておけばよかった
あと、三森さんが手をすり合わせた時、ステッキがおじさんに接触してしまい
思わぬタイミングで飛んでしまったのは残念。
やっぱ、想定外の事って起こるもんだねぇ・・・・

表情は適当に変えていたんだけど、ラストでいい感じにウインクしたのは上出来だった^^
あと、三森さんを始め、スタッフみんなが凄い凄いと言ってくれたけど
俺が凄いんじゃなくて、MMDとキネクトが凄いんですがね・・・・
なんか、むず痒いものがあったのだ^^;


てな感じで、裏話終り。
なかなか楽しい体験をさせてもらったのだ。
それにしても、みもりん可愛かったwww

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